20代の若いころは、お金を増やしたい一心で、趣味のお金はすべて馬券につぎ込み
特に2000年前後は、競馬予想会社によく入会していました。
騙されても騙されても何度も入会し続けたのは
たまには的中して儲けさせてくれたからというわけではありません。
ほとんど、儲かった記憶はないです。
自分の卑しい心のせいで泥沼に嵌って行ったのが1番の原因なんですが
スポーツ新聞とか有名出版社の雑誌など、信用のあるメディアに掲載されてたから
ウソはないだろうと信じ切って入会したわけで
今振り返ってみると、当時のメディアの広告は本当ひどいと思います。
ネット上では、今だに競馬予想会社の広告を目にしますが
存在するということは、騙されている人もいるということでしょう。

ただ、有料予想のすべてが悪というわけではなく
分類すると、次の3種類にわけられます。

①まじめなところ ②嘘つきなところ ③極悪非道なところ


①は、タイム指数とか血統論とか、著名な人が
ちゃんと名前を出して運営しているところ。
情報料が安く、的中結果や回収率も正直に書かれている。

代表的な名前を挙げるなら「JRDB」でしょうか?
本会員になったことは1度しかありませんが
レベルの高いレースや、過剰に人気している馬の判別に重宝する
月額1000円のハイブリッド新聞は、いまでもよく購入しています。



②は、結果を偽ったり、大量に買って高配当を的中させて
回収率を教えないなど、最初から釣る気満々のところ。
多くの有料予想は、ここに分類されると思います。

北の馬券師・天翔馬は、札幌競馬場で1億円を稼いで有名になって
深夜のローカル番組にも出演してたのですが
彼の有料サイトは、回収率は、ごかまして書いてなかったです。
自分が入会してた期間は、15点買って10倍的中が最高。
点数が多すぎて、最初の1,2度で買うのをやめました・・・

あと、スポーツ新聞に載っていた会社ですが
勝負レースは1日2レースだけ、結果もすべて的中してたので
堅い配当でも儲かるだろうと入会したら
全レース予想して、当たったレースが勝負レースというオチでした・・・

検索すると、今でもやってるようですが、塩崎利雄のコロがし馬券に
高額な情報料を払った上に、馬券でも大金を失って、それで少し目が覚めました。

展望記事の読みの鋭さに惹かれて「予想屋マスター」にも入会したことがありますが
夏競馬の時期だったのに、当たるのは配当の安いものだけ。
買い目も多いので、馬券でマイナス、情報料で大幅マイナスです。
長く続いてるってことは、高配当が出る時もあるんでしょうか?
ただ、ウソの結果は載せていないので、完全に入った人の自己責任ですね。



③は、1度入会すると、個人情報が関連会社に回され
骨の髄まで食いつくされるところ。

これは、当時、競馬雑誌を読んでいた人なら
すべての人が目にしてる広告だと思います。
買い目が自動的に検出される「覇王」という名の魔法の本なのですが
送られてきて、中を開けて速攻、落胆しました。
自分で軸馬を決めたら、表に当てはめると相手が指定される、ただの出目の本。
2万円くらいした高額な本だったのですが
1度も使うことなく、いまだにどこかのダンボールに入っています。
購入してからまもなくのこと、競馬が終わった翌日あたりに
「VIPだけが知っている八百長情報を特別に教えます」という封書が届きました。
今週は10レースが八百長指定レースでした。1-2、1万800円、1点で的中。
10万円を払えばあなたも億万長者、このチャンスを逃すな!
このような内容が書かれていて、なんとそれが2年近く、毎週送られてきました。
ただ同然の本を2万で売りつけたんだから、切手代たくさん使えますよね・・・


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