「税務署は、ASPに、誰にいくら報酬を支払ったかの明細を提出させ
その情報をコンピューターで集計・・・
すべてのアフィリエイターの報酬を把握している」

現段階では、ここまでは行われていないです。
月1万円を稼げているのは数%と言われている
何十万人もいるアフィリエイターのデータ情報を
莫大な人件費をかけてまで入力・管理できないし
ASPも高額報酬者の情報しか提出していません。

なので、現実的な話ではないですが
サイトを数百個持っていて
50個のASPから月6千円ずつ報酬を得れば
月収30万でも、税務署に気づかれないでしょう。

少額収入で無申告が税務署にバレるアフィリエイターの大半は
ASPの申告からバレるのではなく、自分のサイトからバレているのです。
税務署にはネットビジネスを専門に扱う部署があって
そこの職員が、常にネット上のアフィリサイトを調査しています。
たとえば、サプリメント関連の検索ワードで常に1位の有名アフィリサイトがあって
そこのオーナーが300万円の収入で確定申告してたとします。
同じ語句で検索してたら、5,6位にちょくちょく顔を出す、似たサイトがあるな
サイトの広告のIDから、ASPにオーナーの個人情報を尋ねて記録を調べてみよう
え?1度も確定申告したことない・・・これは要調査だなってなるわけです。
銀行口座を調べられたら一発でアウト。

むかしから都市伝説のように
「私のサイトの今月の報酬は124,321円です」みたいに公開すると
税務署のお尋ねが来ると言われていますが
確定申告をしてない人が、これをやるのは、絶対やめた方がいいですね。
ウソを書いてるかもしれないだろうという人もいますが
12万円ならまだしも、ウソで124,321円みたいに端数まで書く人はいないと
私が税務署の職員でも思います。

2016年の1月から
国民一人一人に12ケタの番号を振り当てて
所得や納税実績、社会保障の情報を一元管理する
マイナンバー制度が導入されます。
これは個人事業主の所得を明確にして脱税を減らし
納税の公平性を確立するのが目的の一つとされています。
将来、銀行口座やアフィリエイトの報酬までも
マイナンバーで管理される時代が確実にやってくるでしょう。
無申告などという言葉は消えてなくなるかもしれません。


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